2010 年 4 月 30 日

<魚眼図>人間に挑戦

カテゴリー: 魚眼図 — Column @ 12:00 AM

情報処理学会というコンピュータの専門家の組織が、日本将棋連盟というプロ棋士の組織に挑戦状をたたきつけた。将棋のプログラムが強くなったので、プロ棋 士に挑戦させてほしいという内容である。2005年からプロ棋士とコンピュータの対戦が原則として禁止されていたので、その禁止令を解いてもらう必要があ る。古来のしきたり?にのっとって和紙に筆で挑戦状を書いて、アカデミックガウンを着た学会の会長が、紋付き袴(はかま)の米長将棋連盟会長に手渡した。
挑戦状は無事に受け取ってもらい、清水市代女流王位が対戦相手に決まった。対局は今年の秋に行われる。コンピュータは、複数のプログラムの合議によって指 し手を決める方式を採用する予定である。コンピュータが勝てば来年には男性プロと対戦し、逆に負ければアマと対戦することになっている。
実は私 が仕掛け人。対戦を引き受けていただいた清水女流王位には申し訳ないが、われわれとしては、今回の対戦は絶対に勝たなくてはいけないと思っている。われわ れの最終目標は、あくまでトッププロ棋士(具体的には、たとえば羽生善治名人)に勝つこと。順調に勝ち続けて、早くトッププロ棋士に挑戦したい(もちろん それにも勝ちたい)。多くのプロ棋士や将棋ファンは羽生さんが負けるはずがないと信じているだろうが、われわれはもう時間の問題だと思っている。早ければ 数年以内にそのときは来るはずである。
将棋は日本の貴重な文化。コンピュータが人間を補助することで、「将棋の神」の領域に近づいていきたい。
松原仁・公立はこだて未来大教授=人工知能)

2010/04/30

2010 年 4 月 25 日

ロボカップジャパンオープン2010

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 4:04 PM

ロボカップの国内大会であるジャパンオープンが今年は
大阪工大で開催されます。日程はゴールデンウイークの
2010年5月2日ー4日です。

http://www.robocup-japanopen.org/

ロボカップ日本委員会の会長として開会式で話をする
ことになっています。閉会式では成績優秀者に賞状を
渡す役割です。

2010 年 4 月 23 日

受賞の記事が函館新聞に載りました

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 12:00 AM

文部科学大臣表彰が4月20日の函館新聞朝刊に載りました。
一面ということでびっくりしました。

北海道新聞夕刊のみなみ風(道南版)にも載りました。
4月20日夕刊です。

2010 年 4 月 15 日

RE: 文部科学大臣表彰

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 12:00 AM

4月13日に表彰式がありました。立派な賞状と楯をいただきました。

2010 年 4 月 14 日

<魚眼図>電子化って何?

カテゴリー: 魚眼図 — Column @ 12:00 AM

しばらく前から事務処理の「電子化」が盛んである。その「電子化」は、従来は人間がやっていたことをコンピュータに置き換えることを指している場合が多 い。
その意味の「電子化」で本当に便利になっているのだろうか。たとえばパスポートを取ることを考えてみよう。地元の自治体に行って住民票を取 り、本籍地のある自治体に手紙を書いて戸籍抄本を送ってもらい、国の出先機関に行ってそれらを提出し、パスポートができたらそれを受け取りにいく。一つ一 つの事務処理は「電子化」されていても手続き自体は何も変わっていない。そもそも、役所の都合で住民票や戸籍抄本をわざわざ金を払って入手しなくてはいけ ないことからしておかしい。
電子化というからには、自宅にいながらインターネットで手続きがほとんど済まなければいけない。役所に行くのは本人 確認を兼ねてパスポートを受け取りにいくときだけでいいはずである。役所の担当者が直接必要な情報をインターネット経由で確認すればよい。技術的に簡単 で、個人情報の保護や安全性もまったく問題ない(むしろ今のように紙に印刷する方が紛失や盗難の危険が大きい)。ちゃんと電子化すれば年配の人や障がいの ある人にもとても使いやすいものになる。
いまのような形だけの「電子化」ではなく、ちゃんと電子化しよう。人間をコンピュータに置き換えるので はなく、手続き自体を変更しよう。本来の意味での電子化が可能なことは山ほどあって、そうした方が今よりずっと安上がりで安全で環境にもいい。誰かの言葉 ではないが、「やればできる!」。
松原仁・公立はこだて未来大教授=人工知能)

2010/04/14

2010 年 4 月 10 日

文部科学大臣表彰

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 10:02 PM

平成22年度文部科学大臣表彰科学技術賞理解増進部門
を受賞しました。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/04/1292309.htm

このページの下の方に受賞者一覧のPDFがあります(全19
ページで松原の名前は17ページ目に載っています)。

電通大の人たちと一緒にやっている将棋や囲碁という思考
ゲームの研究を広く普及していることが評価されたもの
です。関係者のみなさまに感謝したいと思います。

2010 年 4 月 5 日

情報処理学会が将棋連盟に挑戦状

カテゴリー: ニュース — hitoshi @ 1:19 PM

2010年4月2日に情報処理学会が日本将棋連盟に
挑戦状を渡しました。コンピュータ将棋とプロ棋士の
対戦を求めるものです。添付ファイルが挑戦状です。
プロの方に毛筆で和紙に書いてもらいました。

松原は裏方として関わりました。中島秀之学長が
アカデミックガウンを着て写っています。

公立はこだて未来大学 松原仁研究室
〒041-8655 北海道函館市亀田中野町116番地2
inquiry@matsubara-lab.net (@は半角に直してください)