2010 年 3 月 26 日

<魚眼図>雲の計算

カテゴリー: 魚眼図 — Column @ 12:00 AM

最近、コンピュータ業界ではクラウドコンピューティングという言葉が飛び交っている。クラウドは「雲」、コンピューティングは「計算」なので、訳すと 「雲の計算」になる。雲の計算とは一体何だろうか。
雲はインターネットのこと。電子メールをふだん使っている人でも、メールが自分から相手に届 くまで、どこにある何台のコンピュータを経由しているか知らないだろう。そのように、中がどうなっているかわからない状態を雲にたとえているのである。
自分のところに高性能のコンピュータを持っておくにはお金がかかるし、すぐに旧型になってしまう。自分のところはインターネットにつながる安いコンピュー タあるいは新型の携帯電話(スマートフォン)を置いておき、必要なときだけインターネットでつながった最新鋭の高性能コンピュータを使ってその使用料を払 うようにすれば効率的だ、というのがクラウドコンピューティングの基本的な考え方である。
極端な話としては、世界に超高性能のコンピュータが5 台あれば、世界中すべての活動をカバーできるとも言われている。5台かどうかはともかくとして、世の中はそういう方向に進みつつある。
それらの コンピュータが万一同時にすべて動かなくなったら世界中の活動がまひしてしまうので、1台ごとに別の場所に置いておく、置いてある場所の情報を隠してお く、などの安全確保の方法が検討されている。もしかしたら知らないうちに、北海道のどこかにそのうちの1台が置かれることになるかもしれない。

松原仁・公立はこだて未来大教授=人工知能)

2010/03/26

2010 年 3 月 11 日

ロボット情報学ハンドブックの写真

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 6:34 AM

本の写真を添付するのを忘れていました。
出版社で編集担当の北原さんと松井さんと
一緒にハンドブック完成を記念して撮った
写真です。

> 松原が編集幹事の責任者を務めた
> 「ロボット情報学ハンドブック」がようやく
> 完成しました。
>
> 松原仁他編:ロボット情報学ハンドブック、
> ナノオプトニクス・エナジー(2010)
>
> http://www.bk1.jp/product/03241996?pertnerid=p-suzuki00308/
>
> ロボットと情報は近いようでいてこれまでそれを一つにまとめた
> 解説はありませんでした。情報の人がロボットを知るために、ロボット
> の人が情報を知るために、あるいはロボットと情報を両方知るために、
> と企画したハンドブックです。多くのロボットあるいは情報の専門家に
> 執筆してもらいました。企画がスタートしてからいろいろあって出版が
> 遅れましたが、来週(3月15日の週)から本屋さんに出ます。ハンドブック
> ということで高い(36,000円+税)ですが、ライブラリなどに置いてもら
> えるとうれしいと思っています。
>
>
>
>
>

ロボット情報学ハンドブック

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 6:27 AM

松原が編集幹事の責任者を務めた
「ロボット情報学ハンドブック」がようやく
完成しました。

松原仁他編:ロボット情報学ハンドブック、
ナノオプトニクス・エナジー(2010)

http://www.bk1.jp/product/03241996?pertnerid=p-suzuki00308/

ロボットと情報は近いようでいてこれまでそれを一つにまとめた
解説はありませんでした。情報の人がロボットを知るために、ロボット
の人が情報を知るために、あるいはロボットと情報を両方知るために、
と企画したハンドブックです。多くのロボットあるいは情報の専門家に
執筆してもらいました。企画がスタートしてからいろいろあって出版が
遅れましたが、来週(3月15日の週)から本屋さんに出ます。ハンドブック
ということで高い(36,000円+税)ですが、ライブラリなどに置いてもら
えるとうれしいと思っています。

<魚眼図>違いを楽しむ

カテゴリー: 魚眼図 — Column @ 12:00 AM

韓国に出張に行ってきた。ソウルの南にある壇国(ダングク)大学と本学が連携の協定を結ぶためである。
以前に韓国へ行ったときは東西(ドン ソ)大学との連携協定だったのだが、そのときに日本と韓国の習慣の違いについて興味深い話を聞いた。日本人は共同風呂で同性しかいないのにタオルで前を隠 す習慣があるが、韓国の人からすると非常に不思議に見えるらしい。韓国では男性はもちろん、女性も隠さないそうだ。
このときは話を聞いただけ だったが、今回韓国に行って向こうの共同風呂にはいる機会があって実際に経験してきた。さまざまなサウナに入れる、日本でいうスーパー銭湯である。施設に 入ってロッカーで服を脱いで驚いた。日本のように小さいタオルを持って風呂に入るのではなく、手ぶらで移動して風呂にはいるのである。タオルを使うのは風 呂を出た後で汗をふくときだけ。みんな手で前を隠すことなく堂々と歩いている。女性も話を聞く限りでは同じだそう。前にも書いたが、日本の男性風呂に女性 が掃除などに入ってくることの方が、韓国の人にとってはよほどびっくりすることらしい。
旅というのは習慣を含めた文化の違いを楽しむものであ る。旅行者は心を広く構えてその違いを受け止めてほしい。その一方で、地元の人は違いに戸惑う旅行者を温かく見守らなくてはいけない。同じような箸(は し)を使っていても、日本では「箸わたし」はマナー違反であるが、中国に行くと、お客さんに対してむしろ積極的に箸わたしをするのを目撃する。世の中は広 いと感じてうれしくなる瞬間である。
松原仁・公立はこだて未来大教授=人工知能)

2010/03/11

2010 年 3 月 7 日

北海道新聞提言

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 3:57 PM

北海道新聞の3月7日の朝刊の一面の
提言に観光について書いたものがまた
掲載されました。今回はサービスを科学
的にあるいは工学的にちゃんと分析して
対応することが観光にとっても重要だと
いうことを主張しました。

公立はこだて未来大学 松原仁研究室
〒041-8655 北海道函館市亀田中野町116番地2
inquiry@matsubara-lab.net (@は半角に直してください)