ロボット教室
釧路と札幌でロボット教室をします。卒業
生である本間さん(釧路)、棟方さん(札幌)
と一緒です。
釧路遊学館 1月7,8日
http://www.kodomoyugakukan.jp/
札幌青少年科学館 1月11,12日
http://www.ssc.slp.or.jp/event/index.php?evmonth=01#000062
釧路と札幌でロボット教室をします。卒業
生である本間さん(釧路)、棟方さん(札幌)
と一緒です。
釧路遊学館 1月7,8日
http://www.kodomoyugakukan.jp/
札幌青少年科学館 1月11,12日
http://www.ssc.slp.or.jp/event/index.php?evmonth=01#000062
竹内薫さんというサイエンスライターが
「理系バカと文系バカ」(PHP新書)と
いう本を出しています。理系文系と区別
せずに融合させそうという趣旨で、ぼくも
それには大賛成です。
この本の中で「理系と文系の時間間隔の
ズレ」という節にぼくが登場します。松原仁
さんはロボカップで2050年に人間に勝つ
とか将棋でひらめくコンピュータを作ると
か言っているとして、時間間隔が長い理
系の例として出ています。
函館で最近圧倒的に人気の高い宿がある。その宿に家族サービスを兼ねて泊まってきた。函館に来る知人に紹介すると彼らの評判が非常にいいので、一度実際 に体験しようということになった。
観光の研究をしていると、地元函館の宿の評判はとても気になる。年に何回かは地元の宿に家族で泊まる(仕事も 兼ねているが、もちろん宿泊費は自前。自分で金を出さないと正しい評価はできない)。泊まるといろいろなことがわかる。というか、宿は泊まってみないと本 当のことはわからない。
その宿はさすがにすばらしかった。何か一つだけの要素が突出しているのではなく、温泉、部屋、朝食などすべてのサービス にわたって少しずつ気がきいている。朝食に目の前で焼いた魚が出る、部屋着が館内移動用と睡眠用の2種類ある、部屋に無料のコーヒー豆が備えてある…それ ぞれは特別なサービスではないが、それらの組み合わせで歓待されているという気持ちが高まる。個人的には館内の温度設定が適温なのもうれしい(北海道の宿 は一般に暖房が暑すぎる)。他の宿より相対的に高いのだが(その宿が値上げしたためではなく、他の宿が値下げをしたため)、それでも観光客はこの宿を選 ぶ。よければ多少高くても人は来るという当然の結果だ。
周りの人には、地元の宿によく泊まるのはもの好きだと思われているらしい。家で寝れば金 がかからないのに、近くの宿になぜ泊まって金を使うのか理解できないのだろう。繰り返しになるが、宿のことは泊まらないと決してわからない。観光に生きる 北海道人としてもっと地元の宿に泊まってみよう。そうすれば観光客の気持ちがかなり理解できるはずである。
(松 原仁・公立はこだて未来大教授=人工知能)
2009/12/16
11月7日に未来大で開催された学術会議のシンポジウムの関係者で
都内で忘年会をしました。参加者は作家の瀬名秀明さん、藤崎慎吾
さん、毎日新聞記者の元村由希子さん、未来大の中島さん、田柳さん、
松原の6名です。
適度に盛り上がったところで店員さんに写真を撮ってもらいました。
右端で自分が酔っ払っていますが、注目すべきは左側の瀬名さんと
藤崎さんのあたりの白い流体(?)です。誰もタバコを吸っていません
し、湯気の出るものも食べていません。あたかも瀬名さんの鼻から
何か出て藤崎さんの左手に向かっているように見えます。不思議です。
まだ合理的な説明はついていません。
コンピュータ将棋のプログラムはますます強くなり、アマのトップクラスに勝ち越すようになってきた。ふつうの将棋ファンはまず勝てない。プロのレベルに 限りなく近づいたと言ってよい。プロトップクラスに勝つ「Xデー」も数年のうちに実現しそうである。
将棋に比べて、囲碁はコンピュータにとって むずかしい。開発が始まったのは将棋よりもかなり早かったが、長い間、非常に弱かった。複数の候補手の中から良い手を探すという「探索」の技術が将棋では 有効なのだが、囲碁は選択肢が多すぎてその技術がうまく適用できなかったのである。数十年開発を続けても、アマ初段レベルに到達しなかった。
だ が最近、モンテカルロ法という統計的手法を囲碁に適用することで、探索をうまくできるようになった。ここ数年で一気にアマ初段を飛び越し、高段者に近づき つつある。
将棋はもうすぐ人間よりもコンピュータの方が強くなるが、囲碁はまだ先と思われていた。プロのトップクラスにいつ達するかは予測不能 で、早くても20年先という見方が一般的だった。その状況がモンテカルロ碁によって一変した。囲碁の現在の強さは、将棋の10年前ぐらいの強さに対応して いる。これから囲碁が将棋と同じように強くなるとすれば、10年後にはプロのレベルに達する。囲碁のXデーもそう遠いことではなさそうだ。
11 月下旬に東京で開催されたコンピュータ囲碁の大会では、KCC囲碁というプログラムが優勝した(市販版の名前は銀星囲碁)。プロ棋士と(ハンディ付きで) 対戦した結果、現在の実力はアマ3段程度と判定された。今後しばらく、将棋と囲碁のプログラムの活躍に目を離せない。
(松原仁・公立はこだて未来大教授=人工知能)
2009/12/03
公立はこだて未来大学 松原仁研究室
〒041-8655 北海道函館市亀田中野町116番地2
inquiry@matsubara-lab.net (@は半角に直してください)