2009 年 8 月 31 日

イカ型ロボット「イカボ」で函館の観光復活を目指し(夕刊フジ)

カテゴリー: 未分類 — Column @ 11:04 AM

函館といえば風光明媚でオシャレな港町だが、最近の函館は地方都市の例に漏れずシャッター商店街も出現し始めている。
そんな現状に悩む住人らの前に現れたのが、松原教授らが作ったイカロボット。「ただ、イカロボット人気で函館観光が復活へ!なんて、マンガみたいにはうまくいかないのが現実で・・・」と教授は苦笑いする。
イカロボットの正式名称は、函館観光用産業ロボット「IKABO(イカボ)」。2005年、新しい観光資源を渇望する市民有志が松原教授に相談。翌年、公立はこだて未来大学と函館高専の学生が中心となって製作した。
2体あるイカボは地域のお祭りで愛嬌を振りまく一方、ユーチューブなどの動画サイトでは函館タワーロボと戦闘を繰り広げるなど大活躍中だ。「イカボ出演の動画は、函館の魅力がよく分かる観光案内にもなっています。50万アクセスを達成するなど函館の認知度を上げることはできたのではないでしょうか」と、まずまずのイカボ人気に胸をなでおろしている。現在は新しいイカボも製作中だそうだ。
松原教授の専門は人工知能。15歳の時にフロイトに傾倒、人間のこころの仕組みに興味を持ったという。「医学系に進むか悩みましたが、結局『鉄腕アトム』を作るという夢を追いかけて東大工学部へ進みました。私にとって、人工知能を研究することは、逆説的にこころの仕組みを知ること。人工知能やロボット開発はどうしても先進技術ばかりが注目されますが、大切なことは他にもある。たとえば有史以来、人間はどんなことを悩み、どんなことを考えてきたのか。そうした哲学的課題を知ることも、研究者には非常に大切なことです」
はこだて未来大学の開校と同時に教授として赴任したのが2000年。身内からは「そろそろ東京に帰ってくれば」と言われているそうだが、「昔は研究所と家を往復するぐらいが関の山だったけど、いまは地域との距離がものすごく近い。函館にとって観光は非常に重要な産業ですから、自分たちの研究が少しでも観光の発展に貢献できたらうれしいです」と語る。その表情は、すっかり函館の人そのものだった。
(2009年8月13日夕刊フジ掲載記事)

2009 年 8 月 29 日

CEDEC2009

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 11:40 AM

ゲーム業界のイベントのCEDECが9月1日
から3日まで横浜パシフィコで開催されます。

その中で「研究者のモチベーション」として
9月1日に話をすることになりました。

http://cedec.cesa.or.jp/2009/contents/prg/pg_ac3011_2.html

2009 年 8 月 20 日

<魚眼図>着ぐるみイカール星人

カテゴリー: 魚眼図 — Column @ 12:00 AM

 この欄で何度か取り上げた、函館観光振興のための「イカール星人」の「実物」が最近になって制作された。実物といってももちろん宇宙人そのものではなく、人が中に入って動かす着ぐるみタイプである。高さは2メートルちょっとある。ライバル(?)「タワーロボ」の本拠地である、五稜郭タワーなどに不定期に出没している。イカール星人の動画は世界中で見ることができるが、この着ぐるみは函館でしかお目にかかれない。函館観光の際に運がよければぜひご覧いただきたい。
 ネット上でイカール星人の動画がいかにヒットしても函館観光に直接は結びつかないという話もあったが、状況が少し変わってきた。動画のキャラクターのグッズが発売されたのである。イカール星人の悪の手先となった、われらが「イカボー」(イカ型ロボット)グッズも含まれ、イカール星人、タワーロボ、ゴリョウカク(戦艦)と合わせて計4種類ある。函館みやげとして地元に貢献しようと狙っている(インターネットでも購入できる)。タワーロボとイカボーが戦うシーンのTシャツも同時に売り出され、函館市長もそれを着て観光の宣伝に努めている。北海道の最近の大ヒットである「まりもっこり」を目標に頑張ってほしい。第1弾がある程度売れれば、第2弾も予定されている。個人的に期待している「中空土偶」グッズも登場。「空飛ぶイカボー」のグッズもうわさされている。
 われわれの大学でも別途イカボーのグッズを制作して売り出そうと考えている。こういう地味なところから、少しずつ観光をもり立てていきたい。
(松原仁・公立はこだて未来大教授=人工知能)
2009/08/20

2009 年 8 月 16 日

Tokyo Game Show

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 5:54 PM

2009年は9月24日(木)から27日(日)まで
幕張でTokyo Game Show が開催されます。

http://tgs.cesa.or.jp/index.html

これは コ・フェスタ 
http://www.cofesta.jp/2009/jp/index.html
という大きなフェスティバルの一つという位
置づけになります。

Tokyo Game Show 2009 のコ・フェスタのパネルの一枚
に松原が取り上げられることになりました。

2009 年 8 月 9 日

イカール星人

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 3:32 PM
image.jpg

イカール星人の着ぐるみが完成して五稜郭タワーで披露されました。
高さは2メートル大でIKABOと同じぐらいです。作者はイカール星人の
CGと同じ檜山さんです。中にはいっているのは偶然ですが、はこだて
未来大学の一期生です。

2009 年 8 月 7 日

子ども学会

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 11:30 PM

日本子ども学会という学会の第6回学術集会
が2009年9月12日{土)13日(日)に東京の
お茶の水大学で開催されます。

その中でゲームに関するパネルセッションで
話をすることになりました。

http://ocha-gaps-gcoe.sakura.ne.jp/program.html

ゲームと子どもというと特にデジタルゲームは悪い面だけ
が強調されることが多いですが、(幼稚園時代に麻雀
を覚え、小学校時代に花札にはまり、トランプ、将棋、
囲碁、デジタルゲームとずっとゲームと親しんでる人間
として)いい面も存在することを言えればと思っています。

2009 年 8 月 4 日

囲碁の本

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 10:53 PM

囲碁の教育効果に関する本が出ました。
この中にコンピュータにとっての囲碁の
むずかしさに関するぼくのコメントが載って
います。

吉田直樹:子どもを育てる碁学力、集英社

2009 年 8 月 3 日

<魚眼図>もう一人の鉄腕アトム

カテゴリー: 魚眼図 — Column @ 12:00 AM

浦沢直樹という漫画家(昔は柔道の強い少女が主人公の「YAWARA!」、最近は「20世紀少年」で有名)が書いていたマンガ「PLUTO(プルート)」が、最近最終回を迎えた。「プルート」は手塚治虫の描いた鉄腕アトムの傑作「地上最大のロボット」のリメークである。
鉄腕アトムは単純な勧善懲悪でないところがいい。鉄腕アトムはいつもいろいろなことに悩んでいる(たとえば自分が人間とは違うことに悩んだりする)し、悪役にもそれなりの事情があることが示されている。ロボットというよりもむしろ人間社会を描写した漫画なのである。ちなみに複雑なのは漫画の鉄腕アトムで、アニメの鉄腕アトムはそうでもない。単純な勧善懲悪の方がわかりやすいためだろう。
リメーク版鉄腕アトムの「プルート」もすばらしい作品になっている。最も感心したのは、アトムの姿。手塚治虫の描いた鉄腕アトムはもっともよく知られたキャラクターの一つだが、浦沢直樹版のアトムはそれとは似ても似つかない姿である。
「プルート」の監修に手塚真(治虫の息子)がはいっているが、この新しいアトムは2人による快挙だと思う。これ以上は言葉で説明するのはむずかしいので、ぜひとも浦沢直樹版のアトムを一目見てほしい(単行本になっている)。
20世紀の半ばに手塚治虫によって描かれた鉄腕アトムはあのような姿だったが、21世紀のわれわれが目標にすべきロボットは、この姿のアトムなのだ。
(松原仁・公立はこだて未来大教授=人工知能)
2009/08/3

2009 年 8 月 2 日

先を読む頭脳

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 11:07 AM

将棋の羽生善治さんと電通大の伊藤毅志
さんと書いた「先を読む頭脳」の文庫版は
3万2千冊になったそうです。さすがに専門
書の売れ方とはケタが違いますね。

http://www.shinchosha.co.jp/book/137471/

羽生さんは理研の脳の実験にも協力して
います。相変わらず非常に忙しいのに頭が
下がります。

イカール星人グッズ

カテゴリー: ニュース — hitochan @ 10:59 AM

8月1日からいよいよイカール星人グッズが
発売になりました。

http://blog.ika-r.shop-pro.jp/

わがいかロボットのIKABOもストラップや
キーホルダー、あるいはTシャツの絵柄と
して活躍しています。第二弾では飛行型の
IKABOも売り出される予定だそうです。

公立はこだて未来大学 松原仁研究室
〒041-8655 北海道函館市亀田中野町116番地2
inquiry@matsubara-lab.net (@は半角に直してください)