2004 年 9 月 1 日

<魚眼図>世界に誇る日本のアニメ

カテゴリー: 魚眼図 — Column @ 12:00 AM

米国のカリフォルニア州アナハイムで開催された「アニメエキスポ」という催しを見てきた。日本のアニメを世界に紹介する目的で毎年開かれているもので、今年で十三回目になるという。
アナハイムはディズニーランドがある場所なので、こういうイベントを開くのには向いているのだろう。アニメ好きがアメリカ中から集まっているようで大盛況だった。
アニメのキャラクターの服装をしている、いわゆるコスプレの客が多かった。このイベントでは日本人であることがうらやましがられて不思議な気分だった。キャラクターに似ていて台詞(せりふ)の発音も似ているかららしい。
日本のアニメのCD、マンガやフィギュアが飛ぶように売れていた。罪のない勘違いも多いが、アニメを通じて日本に興味を持ってもらっているのはうれしいことである。ちなみに日本で受けるアニメとアメリカで受けるアニメは、当然ではあるが多少異なっている。
よく言われていることであるが、アニメは日本が世界に誇るべき文化であり、商品価値のある知的財産でもある。多くの日本人が思っている以上に世界における日本のアニメの評価は高い。
それにもかかわらず、日本国内ではこれまでアニメは日陰者扱いされてきた。学問の世界でもそうだった。
これからはアニメの重要性を正しく認識し、「子供の遊び」と、ばかにすることなく、その振興に取り組んでいく必要がある。北海道出身の漫画家やアニメ作家も多いので、北海道を基地としてアニメを世界に発信することも夢ではないと思う。
(松原仁・公立はこだて未来大教授=人工知能)
2004/09/01

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